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ゆるキャラ無用

鳥取のゆるキャラ“かつ江さん”が物議をかもしている。
教育委員会あたりが「待った」をかけたそうな。
さて?
天正九年の羽柴秀吉による鳥取城の兵糧攻めは惨憺たるものだったらしい。民の住んでいる区域も含めて秀吉は兵糧攻めをとった。「渇え殺し」と呼ばれたそれは、人肉をも食したという。
“かつ江さん”は渇え地獄をしのいだ“生き抜く庶民”の象徴だという。
さて、どんなものか?
戦争の犠牲者はゆるキャラとして相応しいものだろうか?
アウシュビッツで"アンネちゃん”なんてゆるキャラがつくられて、それで歴史をきちんと伝えられるのだろうか?
反戦の意図のもとだとしても、傷痍軍人をモデルにしたゆるキャラがつくられていいものだろうか?
はたまた、ヒロシマやナガサキで・・・
護憲集会を公民館が断ったとか、反戦をうたった俳句の掲載を自粛したとかの問題と今回のケースは違うように思われる。
歴史は歴史としてきちんと伝えるべきものであり、非人道的な事実はしっかりと教え、そこから受け取った個々がそれぞれ解釈してゆくべきものだろう。
中国で行った日本軍の蛮行も、信長のジェノサイドも変わりがない。大化の改新も蘇我入鹿暗殺というテロ行為があって成った。それは自虐史観ではなく、そうゆう歴史があったのだ。歴史は歴史として受け止め、何が問題なのかをあらためて問うべきであろう。
戦争というとすぐに先の戦争のことに思われがちだが、戦国時代や源平合戦でも人権を蔑ろにした“地獄”があって、それゆえ、戦国武将キャラをもてはやす流行も記者は腹立たしく思う。
鳥取の“ゆるキャラ”なら“因幡の白兎”があるじゃないか。
それともうひとつ。
マイナー好みの記者としては、砂丘にちなんで仮面ライダーの敵役、“地獄サンダー”にもういちど陽のめをあてたい。
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