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寿町は熱いぜ!

今日、地元横浜の寿町で神輿を担いできた。
記者は仏門の身だから神輿を担ぐ筋ではないのだが、元来血のたぎることが嫌いな性質ではない。むしろ時々無気力になっている自分に焼きを入れるべく好んで祭りに参加することがあるのだ。
ただ、神輿を担いでいると理性を失い暴力的になる。揃いの掛け声とリズムに気持ちが昂ぶって、事故の恐怖を忘れ、突進することだけに集中するのだ。これは怖い。しかも神様を担いでいるのだ。
かつて記者は祭りの組織の中で陰湿ないじめに遭った。いじめる方は自分こそ正統だとして、意に沿わない記者を排除しようとしたのだが、記者も負けるのが嫌いなくちで、最後まで担ぎとおしたのだが、周りの役員連中は見てみぬふりをしていた。あのとき、記者は祭りを投げ出すべきだったかもしれない。「男らしくない」とか「負け犬」とか言われるのが嫌で意に沿わないことを認めたところに間違いがあった。、理不尽な嫌がらせがまかり通り、ちからが支配する状況を(自分のほうに火の粉が降りかからないように)見ざる・言わざる・聞かざるでやりすごそうとする人々に、義理立てする必要はなかったのだ。神を頂いている集団には間違いのある行為は絶対にないというのか。記者には祭りのなかにファシズムが感じられてならない。
以来、この五年間神輿は担いでいない。
だが、今日担いだのだ。
毎年寿町では夏にフリーコンサートが開催される。大物がノーギャラで出演する。しかし、それだけが寿町の夏祭りではなく、施餓鬼供養もあるし、盆踊りもある。記者はフリーコンサートを観ているだけでは町と一体感が味わえないと思った。おとといの13日がフリーコンサートだったのだが、今日は神輿が出ると聞き、禁を破って参加した。
これが正解。
寿町は承知の通り、山谷、釜ヶ崎と並ぶ寄場だ。全国から人が集まってくる。流儀がどうの、掛け声がおかしいだの、そんなことはどうでもいいのだ。みんながみんな故郷の祭りに思いを馳せ、祭りを楽しんでいる。
そうゆうことさ。
暑い。そして、熱い。
ぶっかけてくる水の量も半端じゃない。だが祭りが終わって日が暮れて、ずぶ濡れになった身体に吹いてくる夕風のなんという心地よさよ。
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