FC2ブログ

トリプルクロス

クイズ遊びをしようか。

拳銃を持ったギャングが一人、暗闇の洞窟に逃込んだ。早撃ち0.3秒の腕前だ。
二人の警官が二手に分かれて洞窟の中を追う。二人ともやはり0.3秒の腕前。
洞窟は迷路になっている。
洞窟の中に一ヶ所、ちょっとした(5m四方くらい)の広場があって、三人はそれぞれの方向から同時に広場に出た。
このとき三人の立ち位置は等間隔、すなわち上から見れば正三角の状態だ。
広場はほのかに明るく、相手の顔は確認できなくても、誰かそこにいることだけは三人とも判った。
三人は拳銃を構えている。
三人とも腕は互角、必殺の0.3秒だ!
有利なのは警官の方か?はたまたギャングの方か?

状況は芝居でいえば「だんまり」の果し合いに似ている。しかしこの場合は変則的な「三つ巴」なのだ。2対1とはいえ警官Aと警官Bは別行動をとっている。
警官Aにとって、先に認めた人影はギャングかもしれないし、仲間の警官Bかもしれない。だから、一瞬ためらいがでる。
警官Bにとっても同じことが言える。
ギャングにとっては相手がAであろうがBであろうが関係ない。迷わずぶっ放す!
2対1とはいえギャングの方が有利なのだ。

だが、待ってくれ。
仮にギャングが警官Aを倒したとしよう。二人目に狙いを定める隙にギャングはBに仕留められる。
いや、じつはAがギャングを倒したのをBが勘違いしても、BはAを誤射して結果としてひとり生き残る。
あるいは反対にAが生き残ることもありうる。
生き残った警官は仲間を誤射した不名誉を差し引きしてもお手柄だ。死んだ警官は2階級特進。
ギャングは警官をひとり道連れにしただけの地獄行き・・・
「誰が有利か」ではなくて「誰が貧乏クジを引くか」ならば確実にギャングなのだ。

いや、そうとも言えない。
AもBも功を焦って同時に互いを誤射して、ギャングが生き残る。
Aとギャングが相討ちでBが生き残る。
Bとギャングが相討ちでAが生き残る。
ギャングとAとBとが同時に一方ずつ倒して皆死ぬ結果だってありうる。
つまり・・・
生き残りゲームとしては公平にできているのだ。
だけどそんなゲーム、誰が好んでやるものか!!!

スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)