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おためごかし、又(その4)

「皆様のご理解とご協力をお願いします」
・・・・・
よく耳にする文句だが、ものぐさな記者としては理解と協力のふたつを約束するのは難しい。ひとつだけなら約束しよう。
「協力はできませんが、理解はします」
ダメですか?
まあ、「皆様のご理解とご協力をお願いします」の声の裏には「理解は要らないから、協力しろ」という声が潜んでいるもの。表向き相手の主体性に任せておきながら、実は有無を言わせぬ命令が発せられているのだ。
ちょっとふざけてみようか。
仮にとんでもない殺人犯がいたとする。刑事責任が問えない状況での犯行で無罪となった。その後、またぞろ罪を犯そうとした。この場合、「皆様のご理解とご協力をお願いします」と言われてもどのように協力したらいいのだろう?まさか殺され役になれと言うんじゃなかろう。冗談じゃない。
おっと!!
勘違いされては困る。
そのての病人の話をしているんじゃあないよ。
殺人犯というのは原発推進派のことを言っているのだ。事故が起きて人が死んでも刑事責任は問われず、むしろ「豊かな生活を提供するため皆様のご理解とご協力をお願いします」と、またぞろ殺人装置を稼動させようともくろんでいる輩のことだ。そしてその謳い文句の裏に「豊かな生活を提供してやるため」という上からの“ほどこし”意識が記者には感じられてならない。おためごかしの極みなのだ。だが、しかし待って貰いたい。
この一連の文章の最初(『おためごかし、又(その1)』)で採り上げた話題は何だったか?
「危険なところへ行ってトラブルに巻き込まれるな」という政府のお達しについてだった。ところが原発の再稼動の動きが出ている。原発は作為的に事故を起こせば、核攻撃と同じ効果が期待できるものである。とすれば、原発再稼動というのは原発テロの招聘を図っているとも考えられる。少なくとも政府が自らトラブルに巻き込まれようとしているように思われてならない。政府としては何かあったとき政府の責任を国民に分担させ軽減させる目的で「皆様のご理解とご協力をお願いします」とあらかじめ断っているのではあるまいか。
ここにも政府と国民との責任の擦り付け合いがある。
おっと!!
やはり、つける薬のない病人の話になった。


この稿つづく
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