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さよならテレビ

テレビを観なくなって40日経つ。
ことのおこりは去年の(一昨年だったかな?)地上デジタル放送切り替えに始まる。
いや、もっと前に遡ると、記者の住まう横浜にランドマークタワーが建ち、その影響で電波障害がでて、その保障でケーブルテレビが一般放送分だけサービスで観られるよう配線したことに端を発する。地上デジタルになってもアナログ変換して流していたからそのまま観ていたが、20年のサービス期間がすぎたので或る日突然(5月6日をもって)ケーブルを撤去されてしまったのだ。予告はあったのだが、具体的な日取りが説明されてなかったため愕然とした。あるいは予告のチラシに日取りも記されていたのかもしれないが、「その時はそのとき」という気持ちでいたから一瞬驚きはしたがすぐに受け入れた。
とはいえ、その日いちにちは「とうとう来たか・・・」との思いが浮かんでは消えしていた。
今のところは大丈夫
以前書いた『荒野の七人』の10階の建物から落ちる人のエピソードを思い出す。
危険が迫っているのに、その情報が流されているのに目を向けず、「今のところは大丈夫」と言ってるうちに取り返しのつかないことになる愚をたとえた話だ。
その情報の流し方が受け手のほうで見落とすであろう性質のものだとしても、危険予知を怠っていたことにかわりはない。だから今さら文句は言うまい。
もともとテレビのない生活に憧れていたところはある。
生まれてこのかた50年、生活はテレビと共にあった。マスコミは地上デジタル切り替え前にやたらと「早めの対応を!」と騒ぎたてた。へそ曲がりの記者は「テレビがなければ困るような生活こそが本当の貧困。貧しい人生、貧しい文明は“まずテレビありき”の発想法にあり」と考えてきた。だからテレビが映らなくなったときが止め時と考えてきたから、文句をつける気もない。
これがチャンスなのだ。

だが・・・
口惜しい。
映らなくなるまでは観ようとしていたことがだ。
テレビのない生活までもが他人から与えられたものだとは!
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